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アグリコン型

イソフラボンにはその形によって2つの種類が存在します。
それが「グリコシド型」と「アグリコン型」。

今回はアグリコン型のイソフラボンについてそのポイントをまとめます。

アグリコン型のイソフラボンは糖が結合していないため、グリコシド型に比べて分子量が小さく吸収率が高い傾向があるのが特徴です。
要するに、余計なものがついていないので粒が小さく、吸収されやすいということですね。

ここまでを見ると、アグリコン型のイソフラボンの方が、効果が高そうに感じられます。
しかし、一概にそうとは言い切れないのが現状です。

単に吸収されるまでの時間が長いだけで、糖が離れてしまえば最終的に吸収される量は変わらないといった研究者の声もあります。

また面白いのは、日本人の腸内細菌環境ではグリコシド型のイソフラボンを摂取した方が良いという意見もあります。

この消化器官の環境による差は、他の栄養素でも言われることです。
たとえばカルシウム。
一般には小魚などよりも牛乳の方が吸収率が高い上に、同じ量の食品の中に含まれるカルシウムの量では牛乳の方が上といわれます。
しかし、日本人に限っていえば、個人差はあるものの牛乳よりも小魚をメインに摂取した方が効率が良いという説の方が有力です。
古来よりの食生活によってつくられた私たちの体質が牛乳より小魚を受け入れていると言うことですね。

結局の所、この件に関してはまだきちんとした結論は出ていません。
これから臨床試験の数が増え、データが蓄積されることで正しい知識が出ることでしょう。

ただ、いずれの場合でもどちらを選んだからといって害になるということはありません。
不足しているのであれば適正量を補うというのが、どんな食品・栄養素にも共通する真理です。

ちなみに豆腐など一般の大豆製品に含まれているのはグリコシド型で、イソフラボン含有サプリメントなどもこちらが主流になります。
一方アグリコン型のイソフラボンは味噌など、発酵した大豆製品に含まれていることが知られています。

どちらにしても過剰摂取するのは避けましょう。
イソフラボンの過剰摂取で起こる問題は深刻なものもあり、美容や健康のための摂取がかえって逆効果になることもありますので、一日の摂取量はしっかりと守りましょう。


こちらのサイトの大豆イソフラボンが含まれる食品の例についての詳しいページも、ご覧ください。