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大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方

ご存じの通り、大豆イソフラボンに薬品的な副作用等はありません。
しかし、他の栄養素と同様に過剰摂取に対しては過剰症のリスクが存在します。

そこで食品安全委員会は厚生労働省の依頼を受けて、平成18年の6月に大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方をとりまとめました。

これによると大豆イソフラボンには

・エストロゲンレセプター(受容体)に結合して、エストロゲン様の作用しホルモンバランスを崩す
・DNAの構造を正常に保つトポイソメラーゼⅡを阻害
・甲状腺ペルオキシターゼ(酵素)の阻害作用

といった過剰症があるとされています。

そこで食品安全委員会では、5年以上摂取すると子宮内膜増殖症の発症率が上がる1日150mgの摂取を基準に、その半分である75mgを安全摂取量と定めました。
その上で一般の食品から45mg、サプリメントなど特定保健用食品から30mgまでの摂取が望ましいという結論を出したわけです。

またこれとあわせて、胎児、乳幼児、小児、妊婦については特定保健用食品として、通常の食事に追加して大豆イソフラボンを摂取することは推奨できないとしています。

胎児にどうやって特定保健用食品を摂取させるのか、など突っ込みどころはありますが安全性そのものの検証結果には納得できます。
現段階ではこの考え方を守るのは正しいことと言えるでしょう。

ただ大豆イソフラボンの臨床試験はまだまだ数が足りておらず、精度としても曖昧な部分があることは否めません。
実際、食品安全委員会でも今回のとりまとめを、「75mgの上限を超えたからといって、直ちに健康被害に結びつくわけではない」と結論づけています。

ちなみにこの安全評価が定められた経緯をさらに知りたいなど、詳細については安全衛生委員会のホームページで資料が公開されていますので、 興味のある人はそちらを参照すると良いでしょう。
こちらのサイトでは健康にいいイソフラボンのとり方 などについて解説しています。ぜひご覧ください。

イソフラボンをサプリメントで摂取する場合は相性の良い成分も併せて摂るとさらに高い効果が期待できるので良いでしょう。
イソフラボンを相性が良い成分はいくつかありますので、その中から自分の目的によって選んでください。